憤 怒

>>>warth





ふだん、あまり怒らない。温和な性格、というわけではない。
言うときは結構キツイことを平気で言うのだが、
激情にかられて怒鳴るとか殴るというようなことがない。

なにか不満に思うようなことがあっても、
なるべく怒る必要の無い事だと認識するようにしている部分もある。
嫌だとか嫌いだとかいう言葉を放つことによって
「不満」を「不満」だと認識するのが嫌なのだ。

誰かから投げられた言葉で自分が傷ついて痛みを負ったとしたら。

相手は自分に向かって言ったのか?
たまたま自分にあたっただけなのか?
悪意を持って言ったのか?
反応を試されているのか?
冗談のつもりなのか?
誰に対してでもそういうヤツなのか?
ずっとそう思われていたのか?
相手は私に痛みを与えた事で勝ち誇っているのか、
それとも 後悔して傷ついているのか?

考えた挙げ句たいていは、 『このひとはそういうひとだと思おう』 と
様子をみることにおちつく。

敏感なひとは、
自分が痛みを受けた瞬間に、まず怒れるのだろう。痛い、と。


私も、痛くなかったわけじゃ、ない。

2003/06/07



怒りに昇華できなかった傷みの行方。
発することのない感情は
消えるのではなく、何処かに溜まっているのだろう。
それはきっと
溜まった分だけ、淀んで濁っている。

2004/01/11

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