イベントコンパニオン。





イベントコンパニオン。当時のことを思い出して今一番強く思っていることは。「宣材写真を燃やしてくれー!!!!!」事務所にネガごとあるんだよ、イッタイ写真が・・・上目遣いでムリヤリ微笑んだバージョンとか・・・ぐあああああ。失礼しました、本題に入ります。

友人づてで登録しに行ったイベントコンパニオン事務所。のちに友人がコンパニオンから事務所のスタッフになったりとかで、イロイロ繋がりも出来、何個所かに登録することになりますが、私が登録したのはそーゆーとこばっかです。オーディションがあるよーなとこはコワイし(容姿めちゃくちゃけなされたら謝るしかないしな、とかさ)。とはいえ、友人づてで登録しよーが、実際シゴトを受けるとなるとオーディションがあったりもする。ないのもあるんだけど。私がいたところでは、だいたいこんなカンジでした。

■ キャンペーンっぽいシゴト ■
事務所によってはキャンペーン系とイベント系で部門を分けていたりする。仕事内容はキャンペーン事務所と一緒、金額もそんなに変わらない。携帯・プリンター・衛星番組など電気屋系多し。電気屋店舗とか、どっか街中の特設会場みたいなとこでプレミアムグッズとか配ったり。電気屋系のシゴトは女の子には地味で嫌われがちだが、シゴトの数はあるので私にはアリガタイものだった。いちいちクライアントと面接とかも少ないしな(ある場合もあるが落とされにくい)。

■ イベントっぽいシゴト ■
いわゆる、イベコンと聞いて皆がイメージするであろうイベント仕事。都内近郊なら、幕張メッセや国際展示場で行われるイベントの企業ブースでの仕事ですね。ちなみに、あそこにいる人の中で、マイク使って喋ってる人はナレーターと呼びます。コンパニオンはそのかたわらで、受付やったりパンフ配ったりしてるヒトです。たいてい、その企業のオーディションがあります。企業とイベコン事務所の間に別の広告代理店がかんでいて、その広告代理店でオーディションがあるところもある。オーディションの前に書類審査もあるな。身長制限とかあったり。オーディションも、厳しいものから緩いものまであります。だいたい企業さんは、イベントごとに複数のイベコン事務所に声をかけて、何十人(でキカナイ場合もある)もの女の子の中から10名くらいとかを選ぶのだけれど、希に、女の子の選定を特定の事務所にまかせている場合もある。そうすると、その事務所の女の子の中から選ばれるだけなので合格率も(10人候補の中から8人とか)割と高め。年間契約で、その企業さんのイベントに使ってもらえたりする場合もある。大きいイベントだけでなく、その企業さんの自社での展示会とか、ショールーム等の受付だとかもありました。

■ イベント・・っぽい?シゴト ■
確かにイベントだけどこれって…イベントコンパニオン?というよーなシゴト。私は好きでしたが。博物館やテーマ館の期間展示物として開催されるコドモ向け展示の案内係だとか。走ってるコドモ注意したりとかな。イベントの販売ブース(結構広くて女の子常時15人くらいで対応)をまかされたからとか言われて行ったら、なんかレジ打ちまでやることになったりとか。レジ打ったの始めてだよー。ここで打つことになるとは。あと、展示場でのイベントでも、企業ブースではなくて総合受付とか。イベントに参加してる企業のイメージガールではなく、そのイベント自体のイベントスタッフ側っつーか。仕事内容は変わらなかったりするのだが、まあ、地味仕事(イベントスタッフは通常、コンパニオン事務所とは違う、またそーいうスタッフを派遣をする事務所もあったりするんだが)。こういうのは、だいたい企業さんとかがその事務所まかせで頼んでくるもので、事務所の方で適当に女の子を選んで声を掛けてくる。オーディションとかもまず、ないです。販売の時なんかはシゴト引き受けてくれる女の子が足らなくて困っていたくらいだ。女の子も、私は派手仕事しか受けません、そんなレジ打ちなんて(まーな)、みたいな子もいるしね。私はこういうイロモノ色の強い仕事は好きでした。気楽で楽しかったです。子供さしおいて展示物で遊んだり。

オーディションはイヤ、イロモノでいいから気楽な仕事を、と常に言っていたにもかかわらず、「書類だけだから。あ、書類通ったんだけど顔合わせあるから」って、それは顔合わせじゃなくてオーディションだろー!!とかいうパターンで、何度か事務所にだまされてオーディションにも行かされました。ひー。私が間違ってました、帰らせてー。でもまあ、企業さんのイメージで女の子を選ぶので、すっごい美人(モデルとか兼業でやってるような、ホンモノな人達も、いる)とかでも落とされたりはあるようです。逆に私みたいな、その場に紛れ込んでるのがばれないよーにと祈ってるよーなのが、身長160くらいで揃えたいとかいう理由で通ったりもします。女の子も大抵、複数の事務所に登録していて、同じイベントに対していろんな企業さんのオーディション受けたりとかしてましたね。モーターショーとか、でかいやつは特に。オーディションも1次、2次とあったりとか。

通常、この業界で続けるのなら、イベントコンパニオン→ナレーター、という進み方になるのでしょう。で、ナレーターで手広くシゴトの幅を広げる(司会業とか)人もいれば、コネを生かして自分でイベントコンパニオンの派遣をやったりしだす人もいる。ナレーターも面白そうだったけどな。原稿覚えるのは大変そうだったが。私はあくまで、金めあての一時の仕事のつもりだったので、それ以上のことをやろうとは思いませんでしたが。でもまあ、年齢とともに、そこにとどまってはいられない仕事でもありますね。がんばれ女の子。

2003/07


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