縁日出店売子。





図らずも色々な会社や仕事に関わってきたのだけれど、そーいやそもそも、初仕事って何だっけー、と思い出してみた。で、思い出して愕然としたのだが、私の人生初仕事は町内会の縁日の出店手伝い(売り子)だった。・・・なんか初手から間違ってる気がしなくもないのだが、最初に働いてお金を貰ったのがそうなのだから仕方あるまい。

中学生の頃ですかね。当時友達とよく出入りしていた喫茶店があったのだけれど、ある日、そこのマスターにお願いされたんですね。そこの町内会の売り子として女の子10人ほど集められないかと。制服?としてアロハシャツ(1万円相当だったと後で聞いた)と白のジーンズスカート支給、2,3時間程売り子やって、ギャラは日給扱いで5千円、だったかなあ。

当時、田舎で真面目に中学生をやっていて、せいぜい喫茶店の出入りが精一杯の生活をしていた私や友達にとっては、こんなボロい話があっていいのかと。そりゃー、人、集まる集まる。確か学校はバイト禁止で、それ以前に私を含め皆、親がキビシイ為にバイトなんて出来ないという子たちばかりだったのだけれど、なんせ縁日。夏休み中の夕方から、せいぜい8時頃までの仕事だし、皆仕事といわずに、遊びに行ってくるー、で済ませられました。

実際、たまにドリンク売ったりアイス盛り付けたりするだけで、あとは友達同士大勢で縁日で騒いで、屋台のモノは飲み食い自由、というどう考えても採算あってないに違いない仕事でした。賑やかし要員ってことかなとは思いましたが。町内会の予算、余ってたんですかね。町内会・・・謎の多い団体ではある。

町内会の縁日仕事っつーのはさすがに、その後巡り合うことはなかったんですが、似たような仕事はしたことがあります。好きだったのは、府中競馬場で行われるサマーフェスティバルでのドリンク販売。煙草のキャンペーンやってた時の仕事なんですが。夏に行われるイベントで、昼間はフリーマーケットに場所が開放されていたり、なんかステージが組まれて催し物があったりというモノなんですが、煙草ではなく系列のドリンクの販売をそこでやっていて。もう、まんま出店。

営業の男性数名と女の子4,5人で1店舗、という配分であちこちに出店を出してジュースを売ってるんだけど、たいてい営業さんが他の出店から食べ物やビールを買ってきて差し入れしてくれて、飲み食いしながら気楽にやってました。時間が押してきたら、もう2本で100円でいーや、とか、たたき売り状態で客引きして商品片づけて、あとは夜間やってる花火を見てたり。メジャーな花火大会と違って、比較的人が少なくて近くで見れたのだ。やー、いい仕事だった。

私はやってはいないんですが、同じ派遣会社の子から聞いた話で、派遣仕事で縁日売り子仕事をしたことがある、という人がいました。お台場で行われたフジテレビのイベントで、夏場に行われたそうですが、やはり、まんま出店の売り子だったそーです。ギャラが安くて日中暑かった、と、その子はぼやいてましたが、そ、そんなことまで。恐るべし派遣仕事。
などといいつつ、どうせ短期仕事やるなら、そーゆーイロモノ仕事に巡り合いたいと密かに思っていたりするのだが。


2003/10


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