デモンストレーター。





デモンストレーター。とは何ぞや。…スーパーとか行くと、試食係のおばちゃんとかいますね、はい、食べてってーとかいって試食させてくれるヒト。いや、居ないところも多いと思うけどさ。あと、おばちゃんて言うな?ともかく、あーゆーやつです。多いのは食品関係でしょーか。ウインナーとかさ。調理してお客さんに試食してもらうものもありますね。食品でも、調理はせずに盛り付けるだけのものもあります。デザート関係とか。アイスとかゼリーとかクッキーとか。ドリンクなんかもあります。ジュースだの、健康ドリンクだの、ワインだの。

基本的に1日単位、もしくは土日の二日間とかの単位でシゴトがあります。そういう事務所に所属して、事務所におしごとありますかーとTELしたり、この日おしごとできますかとTELがあったり。事務所にシゴトが張り出されてるとこもありますが。事務所や仕事内容によって給料も違ったりしますが、日給で6千円強から1万円弱ですかね。7、8千円平均。

事務所によって持ってる仕事のタイプも違ったり。食品メインだったり、ドリンク会社の仕事が多かったり。キャンペーン寄りのところもありますね。ワインの時とか、白ブラウスに黒スカート着用(自前)とか言われたもの。キャンペーン寄りのとこだと時給も高めだったかなあ。でも年齢制限とかはあった気がする。私がやっていたのは、デザートものとドリンクものかなあ。調理モノは面倒でやらなかったけど、後に知り合ったデモンストレーター経験友達(本職は自称貧乏役者)は、「調理モノだと余った食品の貰えたりするから、家計を支えるのに一挙両得」と力説していた。納得。

仕事の流れとしては、仕事を受けたら当日指定されたスーパーや会場に向かい、担当者に挨拶。
→試食台などの場所を作ってもらい、試食サイズにモノを分配、お客さんに試してもらう。
→いかがですか、お味はどうでしょう、などとムリヤリ感想を引き出し、あわよくば商品を買ってもらう。
→試食数と販売数、お客さんの感想などをあとで報告書に記入し、事務所に送る。ってカンジですかね。
売り上げノルマとかは別になかったけど、ときどき気合の入った売り場の店員さんとか、その商品の営業さんとかが張り付いて客寄せしたりすることはありました。本気で売りたいヒトの気迫は違う。自分一人でやってる時は、買わなくていいから報告書用のコメントくれ〜とか思いつつふにふにやってましたが。

いろんなスーパー行ってると、土地柄があるなあと思います。新宿のクイーンズシェフと埼玉のいなげや(例)では試食の群がり方が違う、とか。ちょっと地方へ引っ込むと、お客はみんな車で来るような場所にある超大型スーパーだったり。そういうとこに行くと、あー郊外車付き生活もいいかもしれない、などと何故か妙に夢見がちになったりしますが、んなことよりも現実問題として、歩いて行ける範囲に昼ご飯食べる場所がなくて困ったりします。

デモンストレーターの仕事は、バイトかけもち時期に「おさえの仕事」として確保していました。土日メインではあるけれど、取り敢えず仕事の数はそれなりにあって取り易かったので。その後、同じような仕事内容でも「キャンペーン」と名がついてる方がギャラが高い。ということに気が付いてそちらに鞍替えしていくことになりますが、年齢制限などもあまり無い(あっても高かったと思う)この仕事。将来困った時にまたやるんじゃないかという気も少ししています。

2003/06


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